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TANITAのデジタルタイマーTD-379-RDと、100均ダイソー105円キッチンタイマーMINI TIMER 100の比較

ダイソーとタニタを並べた

左の白い方がダイソー。右の赤い方がタニタです。

ダイソーで売っていた105円のキッチンタイマー「MINI TIMER 100」。
私がもともと持っていたTANITAデジタルタイマーTD-379(アマゾン)と比較してみました。
結論から先に書くと「ダイソーのくせにけっこう使えるじゃん!」という感じです。

2012/01/15

見た目の比較画像

ダイソーを正面から

タニタを正面から

まず、ボタンの数が違います。
ダイソーは「分」「秒」「スタート/ストップ」の3つだけ。
一方、タニタは携帯電話や電卓と同じように、「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」それぞれの数字のボタンがあります。それに加えて「スタート」「ストップ」のボタン。
これが何を意味しているかと言うと、例えば10秒を測る場合に、タニタならば「1」「0」「スタート」と3つのボタンを押せばいいのですが、一方、ダイソーで10秒を測る場合は、「秒」「秒」「秒」「秒」「秒」「秒」「秒」「秒」「秒」「秒」「スタート」と、ボタンを11回押さなければなりません。

この手間の違いが分かるように、動画を作ってみました。それぞれのタイマーで、10秒間を計測する動画です。

「じゃあ、タニタの方が使いやすいんじゃん。ダイソー面倒じゃん。」と思われるかも知れません。――しかし、ダイソータイマーは前回設定した時間を記憶するのです。 
上の動画をよく見ると、最後にダイソーの音を止めた時に、画面に「00:10」と表示されている事がわかりますね。
これがどういう事かと言うと、
例えば「俺はカップヌードルを作る時にしかキッチンタイマーを使わない。だから毎度3分測るんだ。」という人の場合、タニタならば「3」「0」「0」「スタート」と4回ボタンを押す必要がありますが、ダイソーの場合ならば前回測った3分が記憶されており、画面に表示されていますので、「スタート」を押すだけでカウントダウン開始となり、時間設定の手間が省けるのです。
一方、タニタは前回の時間設定を記録せず、毎回「00:00」にリセットされます。
毎回同じ時間をセットする場合は、タニタよりもダイソーの方が便利と言えます。

厚みの比較画像

ダイソーを側面から

タニタを側面から

ダイソーはけっこう厚め。一方のタニタは薄くてスタイリッシュ。
どちらも、裏面に磁石がついていて、冷蔵庫にくっつきます。

ちなみに、使用するボタン電池はどちらもLR44。

まとめ

ダイソータイマーは意外と良く出来ています。ボタンのクリック感もけっこう明確。デザインもかわいらしくて、いいんじゃないかと。液晶表示がもうちょっと大きかったら更に良かったなぁと感じます。
一方のタニタは、大型の液晶表示で見やすく、テンキーで使いやすく、さすが一流メーカーって感じ。

個人的には「用途ごとに両方のタイマーがあると便利だよ!」っていう感想です。ダイソーはセカンドタイマーとして意外と使えます


このページで紹介したタニタのTD-379
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