いままで使っていた脱塩素シャワーヘッド「SK106W-GR」がボロくなってきたため、新たに「SY102-W」を購入しました。
どちらも三菱レイヨン(クリンスイ)の製品です。
せっかくなので、簡単な比較レビューページを作る事にしました。
どうぞ参考にしてください。
2002年に購入して使い続けてきましたので、使用期間はなんと15年にもなります。
(当時は「ピュアピュアラクリーンSK105W-GR」という型番でした。パッケージリニューアルに伴い型番変更されただけで、2017年の現行モデルSK106W-GRと全く同一の製品です。)
ヘッド部分のスイッチを切り替えることで、浄水←→原水の切り替えが可能。
切り替えは指一本で軽快に行えます。
※全ての画像はクリックで拡大
上の画像、左が浄水を出しているところ。右は原水です。
浄水で身体を洗って、風呂場を掃除する場合などは原水(水道水そのまま)を使う事で、カートリッジ代金を節約できるというもの。
取扱説明書はこんな感じ。
カートリッジ1つで4000リットル(約2ヶ月分)の水を浄水にする事が可能です。
カートリッジ交換時には、小さな黒いパッキンを無くさないよう注意を。
シャワーキャップ(青色の部分)が半透明で、内蔵されたカートリッジの汚れ具合が確認できるとカタログに謳われています。
しかし、使っているとシャワーキャップが小傷や水垢で曇ってきてしまい、視認性は徐々に失われていきます。
また、この部分は比較的もろい材質でできており、何度か床に落として割ってしまいました(メーカーのサポートに連絡したところ、シャワーキャップのみを購入する事が可能でした)。
15年もの長い期間働いてくれたわけですが、カートリッジ交換の際に、ふと、ヘッド部分の中を確認してみたのがこちら。
ちょっとした衝撃映像ですね。
水道管の中のサビか何かがシャワーヘッド内部に付着しているのか、真っ茶色に変色しています。
これはあまりにも酷いという事で、さすがにそろそろ交換しなくてはと考えました。
三菱レイヨン クリンスイ SK106W-GR |
SKC205W (SK106W-GRに適合するカートリッジ) (2個入り) |
そして、
今回購入したSY102のパッケージがこちら。
今回もまた、三菱レイヨンクリンスイの製品を選びました。
比較的新しいモデルです。
この製品は、[浄水/原水]の切り替えはできません。
しかし、その分、製品の価格は安く、デザインもシンプル。
また、このSY102はカートリッジ寿命がSK106より2倍も長くなっており、8000リットル(約4ヶ月分)の水を浄水にする事が可能。
取扱説明書。
カートリッジ交換の方法が記載されています。
パッキンが無い分、SK106よりもカートリッジ交換は容易です。
パッケージの中身。
SK106と同様、3種類のアダプターが同梱されており、ほぼ全メーカーのシャワーヘッドに取り付けられます。
左が新たに購入したSY102、右が今まで使っていたSK106です。
全長は、SK106のほうが2センチほど長め。
ちなみに、SY102の取っ手部分をよく見ると「PurePure2」と刻印されています。
吐出部分のアップ。
SK106は真ん中部分から原水を吐き出し、それを取り囲むドーナツ状の部分から清水を吐出するという仕組み。
一方のSY102は、[浄水/原水]の切り替えが無いので、一見何の変哲もないシャワーヘッドに見えます。
なお、キャップ部分は半透明ではないので中が見えませんが、強そうな素材でできており、安心感があります。
シンプルなデザインなので、「アトピー対策にフィルター付シャワーヘッドつけてます」という“いかにも”な感じがせず、自然です。
水の出方も、ごく普通。
私のおすすめはこちらです。
三菱レイヨン クリンスイ SY102 |
SYC202 (SY102に適合するカートリッジ) (2個入り) |
これら2モデルの最も大きな違いは、カートリッジの寿命です。
後発モデルのSY102は2倍も長持ちします。
そこで気になるのがコストです。
2018年3月9日時点でのアマゾン価格を参考にして、コスト比較表を作ってみました。
5年後には9,195円もの差がついてしまいます。
SY102には[浄水/原水]の切り替えがありませんが、その分を差し引いてもトクだと思います。
というわけで、何か特別な理由が無い限り、後発モデルSY102の方をおすすめします。