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リーガルシューズを“かかと”修理に出してみたレポート

かかと修理

10年ほど前に購入した、リーガルのUチップ革靴。
ふと靴底を見てみると、かかと部分がだいぶ磨り減っている事に気づきました。
この部分、リーガルの店で数千円で修理受付してくれるらしいのです。
さっそく修理に出してみました。

最終更新2016/11/16
リンク切れだった部分を修正しました。

【目次】このページ内の行にジャンプします
▼修理前
▼修理の費用と納期について
▼修理完了!
▼修理を終えての感想

修理前

これが問題のシューズです。
リーガルというメーカーのビジネスシューズ。

リーガルのUチップ

一見、特に問題無さそうに見えるのですが…

靴を裏返してみると、かかとが減ってツルツル状態になっています。

裏返した

かかと部分のアップ

つるんつるんです(笑)

かかと同士をピタッとくっつけたところ。

コバが茶色く変色している

明らかに削れて、減っている事が分かります。
また、コバ(靴底側面)の部分の色が禿げて、薄汚い感じになっています。

ヒールが外れそうになっている

よく観察すると、かかとが取れかかっていました。
指で力を加えると少し剥がれているのが分かります。

かかと部分の接着が剥がれている

このまま履き続けたら、歩いているうちにかかと部分が取れそう。
これはさすがに修理に出さないとマズイと感じるレベルです。

内張の布

内側に張ってある布のリーガルマークも薄れてしまい、ほぼ見えない状態に。

修理の費用と納期について

あくまでも、今回請求された価格です。

かかと部分の交換は3000円なのですが、かかとのパーツをくっつける際にインナー中敷き布を張り替える必要があるそうで、この作業(敷革替え)の代金1200円が必ずセットでかかるとの事。
つまり、3000円+1200円+消費税、がかかりました。

この修理代金をどう判断するか。
難しいところですが、靴の本体が2万円ちょっとであった事を考えると、まあ妥当なのかな、と感じます。
ちなみに、似た靴に新調するとしたらこんな感じ↓

また、納期については、当初は3週間かかるとの予定でしたが、実際には2週間弱で修理完了の連絡がきました。

修理完了!

かかと修理から返ってきました!

返ってきたUチップシューズ

さっそく裏返してみました。

かかと部分のみ新品に交換

かかとがキレイな新品に!

REGALのロゴが読み取れる

かかと同士をくっつけてみました。

かかとパーツ交換およびコバ再塗装

完全な形になっています。
また、コバ部分にも黒い色を塗ってくれたようです。

手でかかと部分を引っ張ってみてもびくともしません(当たり前)

ヒール部分は接着されている

違和感ない仕上がり

内側の布も新品になっており、金色のリーガルマークが復活しました。

金色に輝くREGALロゴマーク

修理を終えての感想

靴のかかと部分というのは意外と人に見られているもので、減っているとやはり格好悪いもの。
修理後は、そのあたりを気にせずに堂々と歩けるようになりました。
また、この靴を買った当時、履いて歩くと「カツカツ」と小気味よい音がかかとから鳴っていたのですが、今回その音が復活したのも嬉しいポイント。

ちなみに、今回は、かかと部分が丸ごと剥がれそうになっていた為に正規店に修理に出しましたが、単にかかとが減ってきただけであれば、市販の補修材で補修するという方法も。


関連リンク
靴の修理「リーガルリペア」について(REGAL SHOES公式サイト)
リーガルシューズリペアの標準料金表(REGAL SHOES公式サイト)
男性用ドレスシューズトップページ(Amazon)
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