外部センサー接続が可能なクレセル社のデジタル温度計“AP-07W”のレビューページを作ってみました。
どうぞ参考にしてください。
AP-07W |
メーカー:CRECER(クレセル) |
定価:2100円 |
2箇所の温度を同時に測定でき、しかも、それぞれのセンサーが測定した最低・最高温度をメモリーしてくれます。
さらに、時計を内蔵していますので、最低・最高温度がメモリーされた時間も表示されます。
外部センサーは防水仕様で、コードの長さは3メートル(20メートルの別売品も有り)。
例えば、本体を台所の冷蔵庫に貼り付けて、外部センサー(OUT)を冷蔵庫の中に仕込んでおけば、いちいちドアを開けなくとも冷蔵庫内の温度が分かるというわけですね。
そして、同時に、本体内蔵センサー(IN)が測定した台所の室温も表示されます。
「おや?OUTセンサーが15度を示しているぞ。冷蔵庫の中が冷えてないな。この冷蔵庫、とうとう壊れたのかな?」
とか、
「あれ?IN(本体内蔵)センサーが今朝7時15分にマイナス2度を記録している。今朝の台所は冷え込んだのだなー!」
という感じで、温度監視が出来るわけです。
PCからの場合はアノテーション(文字での補足説明機能)をonにしてご覧ください↓
本機の目玉機能である温度メモリー機能。
月日と時間を同時に記録してくれますので、「○月○日の○時に○度だった」という形で最低温度と最高気温とを記録してくれます。
なお、外部センサーを外した場合には、内部センサーだけで動作します。
その場合は、OUT表示が「Lo.」となります。
以上の3パターンから設置方法が選べます。
マグネットはかなり強力で、ワイヤーラックの支柱(直径19mmの金属の円柱)に貼り付けて固定可能な程。
なお、卓上スタンドを広げると、電池ボックスにアクセスできます。
植物栽培や動物飼育に役立ちます。
例えば、植木鉢の底にセンサーを埋め込んでおけば(地中使用可能です)、冬場の朝方に最低何度まで冷え込むかを知ることが出来ます。
「ここに植木鉢を置くと、朝方に土の中がマイナス数度まで冷え込むようだ。これでは根が凍って枯れてしまうから、もうちょっと暖かいところに移動させよう」
みたいな感じの使い方ですね。
そして、熱帯魚の水槽の温度管理。
外部センサーが防水ですので、水の中に沈めてしまっても大丈夫です。
固定用の吸盤が付属されていますので、水槽の内側に外部センサーを固定できます。
使い始めてから2年以上経過していますが、1回も電池交換することなく動作しています。
単四電池1本のわりに、相当長持ちするようです。
電圧が1.3V以下になるとバッテリー残量マークが表示されると説明書に記載がありますが、いまだに見ていません(笑)
ちなみに、電池は本体の最下部に位置するので重量バランス的に安定します。
なお、アルカリよりもマンガンがオススメです(液漏れ防止的な意味で)。
息を吹きかけると、外部センサーの方は即座に温度が上昇しますが、内蔵センサーの方は反応が鈍いです。
これは、内蔵センサーが奥まった位置にあり、風が直接届かない為。
ネット上には誤差を指摘するレビューコメントがいくつかありますが、ひょっとすると、これを誤差と感じているのかも知れませんね。
内部センサーと外部センサーの示す温度にどの程度の食い違いがあるか確かめるには、エアコンの風や直射日光の当たらない場所にしばらく温度計を放置し、内部センサーが気温にじゅうぶん馴染んだ状態で確認するとよいでしょう。
AP-07W |